医療 DX
病院内シフトワーク管理システムとは
背景と課題
システム導入の背景
従来、医療機関におけるシフト管理は、Excelなどの汎用ツールや紙ベースで行われており、煩雑な作業や情報共有の遅延が課題となっていました。 また、医師の時間外労働規制強化に伴い、勤務時間の正確な管理が求められるようになったことも背景にあります。
これらの課題を解決するため、リアルタイムで情報更新・共有が可能なシステムの導入が急務となっていました。
クライアントについて
本システムは、医療業界に特化したITソリューションを提供する日系企業様のご依頼により開発されました。
クライアント様は、全国各地の病院・クリニックと連携し、医療従事者や製薬企業の業務効率化、安全な情報共有の実現を目指して活動されています。
ソリューション
プロジェクト概要
Omi Japanは、本プロジェクトにおいて、基本設計(ワイヤーフレーム、DB設計)から、詳細設計、開発、テスト、導入、保守運用までワンストップで対応しました。
特に、医師の時間外労働上限規制を考慮し、病院の既存勤怠管理システムとの連携を前提としたタイムシート管理を理解したうえで、シフトワーク管理機能を開発いたしました。
主な機能
- 簡単でシフト登録。どんなシフトもOK2交代・3交代制はもちろん、変則シフトも自由自在。
- Googleカレンダーとの連携により、スケジュールの共有・同期が容易に
- 同僚と簡単にシフトを共有したい
成果
システムの導入により、各病院におけるシフト作成業務の負荷が大幅に軽減され、勤務時間管理の精度向上と情報共有スピードの改善を実現しました。
現在、全国で161施設に導入されており、現場からは「シフト調整にかかる時間が半分以下になった」「勤務管理ミスが大幅に減少した」と高い評価をいただいております。
今後も、医療現場のニーズに即した機能改善・バージョンアップを継続してまいります。
今後の展望
その情報については、まだ完全に把握できておりません。
PJのサイズ
使用技術
- バックエンド:Microservices、Java、MongoDB 3.4、Firebase(Realtime Database、Storage、Cloud Functions for Firebase、Firebase Cloud Messaging)、Redis、Java EE、Spring Boot、Spring Cloud、Spring Data MongoDB、Spring Security、GitHub、Maven、Lombok、Swagger
- Webアプリケーション:TypeScript、Angular 4
- iOSアプリ:Swift、Realm、Firebase
- Androidアプリ:Kotlin、RxAndroid/RxKotlin
プロジェクト規模
- 対応工程:基本設計(ワイヤーフレーム、DB設計)、詳細設計、開発、テスト、導入、保守
- 開発工数:新規開発30人月
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