医療 DX

PHR開発事例ご紹介

PHR (Personal Health Record) とは、個人が自らの健康・医療情報を一元的に管理・活用できる仕組みを指します。診療記録、検査結果、服薬履歴、ワクチン接種歴など、複数の医療機関に分散して存在する情報を、スマートフォンやクラウド上で一括管理し、必要なタイミングで提示できるようにすることで、スムーズな医療の提供と適切な健康管理を支援します。いつでも・どこでも医療情報を整理・閲覧・提示できるPHRへの関心が高まり、医療機関と患者をつなぐ新たなチャネルとして注目を集めています。

背景と課題

本プロジェクトのクライアントは、医療情報プラットフォームの開発・運営を行うスタートアップ企業です。医療と患者をデジタルでつなぐサービスを展開しており、現在は日本の大手電力会社のグループ企業として、PHRを活用した事業のさらなる拡大を進めています。

ソリューション

プロジェクトの背景と目的

本プロジェクトでは、病院と患者間の医療情報の円滑な共有を実現し、患者の自己管理を支援するPHRアプリの開発を目的としました。検査結果や処方箋、レントゲン画像、健康診断結果などの医療情報をスマートフォン上で簡単に記録・管理できる「医療情報のフォルダー」として機能するポータルアプリです。また、病院との双方向コミュニケーションツールとしても活用可能で、現在も月次での保守・運用を継続しています。

Omi Japanはこれまでに、保険者・医療機関・検査会社・薬局・介護施設など、さまざまな医療データソースを扱うPHR関連システムの開発実績を多数有しており、今回のプロジェクトでもそのノウハウを最大限に活かしています。

主な機能

  • 医療情報の一元管理:診察券や検査結果、処方箋などをスマートフォン上で保存・管理。PDF等のファイル形式にも対応。
  • 情報の整理・閲覧:登録情報は日付やカテゴリ別に自動整理され、PCからの閲覧にも対応。大容量データでもスムーズに確認可能。
  • 医療機関との連携:連携医療機関からの検査結果、外来呼び出し通知、メッセージなどをアプリ上で受信可能。
  • 診察予約・リマインダー:診察予定の登録・通知機能により、受診忘れを防止。
  • 医療データの共有:必要に応じて医療機関とのデータの送受信が可能(連携機関に限る)

成果

本プロジェクトでは、開発スケジュールが段階的に見直される中においても、Omi Japanは柔軟に対応し、品質を確保しながらスケジュール通りにリリースを実現しました。

今回のPHRアプリ開発を通じて、Omi JapanはPHR分野における豊富な知見と技術力を改めて証明することができ、今後のPHR関連プロジェクトにおける信頼性と差別化要素として、強いアピールポイントとなっています。

今後の展望

その情報については、まだ完全に把握できておりません。

PJのサイズ

  • 対応工程:要件定義、詳細設計、開発、テスト、受け入れ対応
  • 使用技術:Kotlin (Android)、Swift (iOS)
  • 保守体制:2人月/月のリソースで継続的な運用保守を実施

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